図書館大会追加原稿−インターネットでの視覚障害者対応のポイントと注意点

大阪府立中央図書館 杉田正幸
  1. 各ページの先頭には必ずタイトルを入力する。
  2. 画像のみのハイパーリンクにはコメント(ALT)を付ける。また、リンク以外の画像にも簡単なコメントを付ける。
  3. イメージマップはクライアントサイドイメージマップを利用し、サーバーサイドイメージマップは使わない。
  4. FRAME(フレーム)を使う場合、FRAMEを表示できないブラウザを考慮し、NOFRAMESタグで、それぞれのページを独立して開けるよう記述をする。
  5. 音声で読むことを考慮し、文中に強制改行を入れず、ブラウザ側の表示に任せる。また、単語内にはスペースを入れない。
  6. プラグイン・オーディオデータについては、Waveファイルの場合は音声合成とぶつかってしまい、そのページでの音声出力ができなくなってしまうので、バックグラウンド音楽を流し続ける場合は繰り返して流れないようにするかMIDIファイルを使用する。
  7. Java Script(ジャバスクリプト)は音声で利用困難であるので、重要な情報はできるだけテキストで記述する。特にフォーム入力の検索実行ボタンがJava Scriptで書かれていることが多いので、これは絶対テキストで記述するようにする。


Copyright(C)2004 杉田 正幸(Masayuki Sugita)
最終更新日:2004年7月30日