メーリングリストアーカイブ

メーリングリストアーカイブ [記事番号:5059]

[windows:5059] Re: このメールに皆様からのご意見を

akabonです。


山森伸樹 <shinju@kcn.ne.jp> Wrote:
> 
> 早い話、もし、それらが認められるのであれば、毎年行われている、「あんま、
> マッサージ、指圧師・鍼師・灸師」の国家試験に何の意味があるのでしょう

　試験は本来、社会が与えてくれたお情けでしょう。「免許」なんて自慢できる
ものでもないですよ。
> 　なぜこんなことを書くかと言いますと、私は視覚障害者です。上に書いた各免
> 許は専門学校（盲学校や視力障害者センター）を3年間通学した後、国家試験にの
> ぞみます。つまり、無免許が許されるとすれば、この3年間に何の意味があるのか
> ということです。

　この被害者意識をもった時点で生存競争からはじかれていますね。これだから、
視覚障害者は身分が低い扱いをされてしまうんだよね。
> 健常者の方々が、自分で進んで、これらの免許を獲得するのは、自ら進んで学ん
> でおられるのですから、良しとしても、事故や病気で視力を失った人たちが、人
> 生の路線変更を余儀なくされ、頑張って免許を取得したとしても、現実、サウナ
> などでおばさんたちが、無免許で、ばりばりとマッサージをされているのは納得
> ができません！
> だからといって、免許の持たない視力障害者が、サウナに「マッサージで雇って
> ください」と言っても、雇ってはもらえないでしょう。
　実力本位の業界ですから、単純には言えないと思います。

> つまり、意味があるのかないのかわからないマッサージの免許をどうしても獲得
> する必要があるということなんです。
> 「職業選択の自由」という法律で、健常者が吾が業界に免許を受けて進出してく
> るのは仕方ないと妥協したとしても、免許を持たない人が、当たり前のように治
> 療に当たっているのはどう考えてもおかしいと思います。


> まことに恥ずかしい話障害者の団体は、あまりお金を出しませんからね…。　
　これが問題ですね。
　私も鍼灸、マッサージを営んでいる者ですが、この論点には矛盾があります。
　視覚障害者の団体が技術的にも営業的にも団結をしません。言うのは自らの権
利だけです。どこか根底に甘えがあります。平等な権利を主張するのなら、団結
力を高めるためのお金を使わないといけません。そして、技を高めるために団結
しなければいけません。
　患者さんは、技を買うので、免許を調べるためにお金を支払うのではありませ
ん。
はも
> し献金の額によって左右されるのであれば、僕が今書いている文章は無駄になる
> でしょうね（笑）
> 　長い文章になってしまいましたが、どうしてもこのことを理解していただきた
> いと考えるしだいです。よろしくお願いします。

　> 
> 　MLの皆様と管理者の方々には謹んでおわびいたします。

Date: Fri, 27 Jul 2001 22:15:27 +0900 (JST)
From: Ａｋａｂｏｎｎ<juji@cat.zero.ad.jp>
To: windows@sl.sakura.ne.jp
Subject: [windows:5059] Re: このメールに皆様からのご意見を
Message-Id: <200107272214.ZAD64A74@cat.zero.ad.jp>
In-Reply-To: <200107262013.X0D2A8BA@mailsv.kcn.ne.jp>
References: <200107262013.X0D2A8BA@mailsv.kcn.ne.jp>
MIME-Version: 1.0
Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp
Content-Transfer-Encoding: 7bit
Sender: owner-windows@sl.sakura.ne.jp
Precedence: bulk
Reply-To: windows@sl.sakura.ne.jp

(C)SAKURA Internet 1996-1998